田んぼの畦道を歩くと、土の香りが漂い、
風に揺れる稲の
ささやきが聞こえてくる。
ここは、私たちの祖先が長い年月をかけて
守り育ててきた土地であり、米作りは
その歴史と伝統の一部です。

春になると、田んぼに水を引き込み、
苗が成長する夏の日々。

太陽の光をいっぱいに浴びて、
青々と茂る稲を顔を見ていると、
心が洗われるような気持ちになります。

秋になると、黄金色に輝く稲穂が私たちを
迎えてくれます。
収穫の喜びは、一年の努力が実を結ぶ瞬間
であり、私たちの心を満たしてくれます。

​米作りを通じて感じるこの温かい想いを、
皆さんにもお届けできれば幸いです。
私たちの手から皆さんの手へ、
そしてその先に広がる
幸せの輪が、さらに多くの人々に広がって
いくことを願っています。

米作り

私たちが米作りをする上で、自然の
水にこだわる理由は、自然の水が持つ
多くの特性が稲の生育にとって理想的
だからです。
まず第一に、自然の水は豊富なミネ
ラルを含んでいます。山や川から流れ
込む水は、長い年月をかけて土壌や
岩石を通過し、さまざまな栄養素を
取り込んでいます。
これらのミネラルは、稲の成長に必要
不可欠であり、健康で強い稲を育てる
ための基盤となります。

また、自然の水はその温度や成分が
季節ごとに変化します。この変化は稲
にとって自然な環境であり、稲がその
成長サイクルに合わせて最適な成長を
遂げるために重要です。さらに、自然の
水は微生物のバランスも保っています。

自然の恵みが
良質な米を育てる

水稲栽培は、伝統を守りながらも、新しい技術
や知識を取り入れ常に進化しています。これか
らも、環境に配慮し、持続可能な農業を実現す
るために、さまざまな取り組みが続けられるで
しょう。そして美味しい米を通じて、私たちの
食卓を豊かにし、次世代へとその魅力を伝えて
いくことが期待されます。

未来への展望​

水稲は、持続可能な農業の一つのモデルです。
適切な水管理や肥料の使用、輪作などを通じ
て、土壌の健康を保ちながら安定した生産を
続けることができます。また、無農薬や有機栽
培に取り組む農家も増えており、環境負荷を
減らす努力が続けられています。

持続可能な農業​

水稲は、その高い収量と安定した生産が特徴
です。適切な栽培管理を行うことで、一年に
一度の収穫期に大量の米を収穫することが
可能です。この収量の安定性が水稲を主要な
食糧作物としている理由の一つです。

高い収量と安定した生産​

水稲は、水を張った田んぼで栽培されます。
この環境は、イネにとって理想的な成長条件
を提供します。水田は水を一定に保つことで、
雑草の発生を抑え、病害虫の発生も防ぐ効果
があります。また、水がイネの根を常に潤し、
成長を助ける重要な役割を果たします。

水田環境での栽培​

​水稲の魅力

シロガネコムギの収穫は、穂が黄金色に輝く
初夏に行われます。収穫時期を見極めることは
品質を保つために非常に重要であり、熟練した
農家の経験と勘が試されます。
収穫された小麦は、その後、乾燥と選別を経て
最高の状態に仕上げられます。

収穫と品質管理

シロガネコムギの栽培には、多くのこだわりが
あります。私たちの農園では、まず土壌の準備
から始まります。
シロガネコムギが最適に育つためには、栄養豊富
で排水性の良い土壌が必要です。
そのため有機肥料を用いて土壌改良を行い、健康
な微生物環境を整えています。

また、シロガネコムギは気候条件にも敏感な
品種です。
栽培期間中、天候の変化を注意深く観察し、適切
な時期に適切な対策を講じることが求められます。
特に、水管理と病害虫対策には細心の注意を払い、
農薬の使用を最小限に抑え、環境に優しい方法を
取り入れています。

栽培のこだわり

シロガネコムギは、日本の気候風土に適した
小麦品種で、その名の通り、白く輝くような
粒の美しさが特徴です。
この品種は、収量の安定性と高い品質で知られ、
多くの農家に愛されています。
また、製パン性に優れ、ふんわりとした食感と
豊かな風味を持つパンやお菓子に適しています。

シロガネコムギとは?

シロガネコムギ

田んぼの畦道を歩くと、土の香りが漂い、
豆類は、タンパク質、食物繊維、ビタミ
ン、ミネラルが豊富に含まれており、
栄養価が非常に高い食品です。特に植
物性タンパク質の供給源として優れて
おり、ベジタリアンやヴィーガンの食事
においても重要な役割を果たしています。
また、食物繊維が多く含まれているため、
消化器官の健康維持にも寄与します。

高い栄養価

豆には、多種多様な品種があります。
大豆、インゲン豆、ヒヨコ豆、レンズ豆、
黒豆、エンドウ豆など、それぞれが異な
る特性と栄養価を持ち、多くの料理に
活用されています。この多様性は、消費
者に多くの選択肢を提供し、食生活を
豊かにしています。

豆の多様性と栄養価
多様な品種

小豆・黒豆・白大豆・緑豆

地域野菜は、栄養価が高く、健康に良い影響
を与えることが多いです。地元の気候や土壌
に適した野菜は、化学肥料や農薬の使用を最
小限に抑えることができるため、自然な栄養
素を豊富に含んでいます。特に、ビタミンや
ミネラル、食物繊維が豊富で、健康維持に
役立ちます。

健康への貢献

地域野菜には、多くの品種があります。
例え ば、地元でしか手に入らない珍しい野菜や、
古くから伝わる伝統的な品種など、それぞ れが
独自の風味や食感を持っています。こ れにより、
家庭料理やレストランでのメニューに多様な
バリエーションを加えることができます。

多様な品種と味わい

地域野菜は、収穫から消費者の手に渡るま
での時間が短いため、非常に新鮮です。新鮮
な野菜は、風味や栄養価が高く、調理した際
にその美味しさが際立ちます。また、季節ご
とに収穫される地域野菜は、その時期に最
も美味しい状態で楽しむことができます。

地域野菜の魅力新鮮で美味しい

地域野菜の魅力再発見

果樹農園は、教育や啓発の場としても活用できます。
学校や教育機関と連携し、農業体験学習や環境教育
プログラムを提供することで、子供たちに食物の
生産過程や自然環境の重要性を教えることができます。
これにより、次世代の農業への理解と関心を育むこと
が期待されます。

教育と啓発の場

果樹農園は観光資源としても大きな可能性を秘めて
います。果物狩りや農業体験、自然散策ツアーなど、
都市部では味わえない体験を提供することで、多く
の観光客を引き寄せることができます。また、宿泊
施設やレストランなどと連携し、観光パッケージを
提供することで、地域全体の観光産業を発 展させる
ことができます。

観光農園としての発展

地元特産の果物を生産・販売することで、
地域ブランドの 確立が可能です。
例えば、「姫路産のリンゴ」や「林田町の 柑橘類」
など、地域の名前を冠したブランド果物は、観光客
や消費者にとって魅力的な商品となります。
これにより、 地域経済の活性化が期待されます。

地域ブランドの確立

観光農園化を目指す

今後、農園はさらなる発展を目指し、新たな取り組みを
計画しています。ブルーベリーを使った加工品の開発など、
訪れる人々に一層の楽しみを提供することを目指しています。

未来への展望

観光農園化を進める中で、農園は地域との連携を
強化しています。地元の小学校との教育プログラムや、
地域のイベントへの参加など、地域社会と共に成長
していく姿勢を大切にしています。
これにより、地域の魅力を発信し、観光資源としての
価値を高めています。

地域との連携

5年前、この農園は小さなブルーベリー畑からスタート
しました。初めは数百本の苗木から始まりましたが、
今では数千本にまで成長しました。この期間、農園は
土壌改良や灌漑設備の整備、品種改良に取り組み、
品質の向上と安定した収穫量を実現しています。

成長と進化の5年間

自然豊かな丘陵地に位置するブルーベリー農園が、
今年で栽培開始から5年目を迎えました。
この農園は、観光農園化を目指して地域の新たな観光
スポットとして注目を集めています。

ブルーベリー栽培、5年目の挑戦

農業は、私たちの生活に欠かせない食糧を供給する
重要な産業です。しかし、近年、農業従事者の高齢化
が進み、次世代の担い手不足が深刻な問題となってい
ます。このような背景の中、農業を継続していくため
に は、若手の育成が急務となっています。
若手の育成は持続可能な農業を実現するために不可欠
です。
新しい技術や知識を取り入れた若手農業者は、効率的
か つ環境に優しい農業を推進する力を持っています。
また、若い世代が農業に参入することで、地域社会の
活性化や農村の持続可能性も向上します。

若手育成の重要性

若手農業者の育成には、最新の技術やデジタルツール
の活用も欠かせません。ドローンによる農地の 監視や、
スマートフォンを使った作物の管理システムなど、現代
の農業はテクノロジーと密接に結びついています。若い
世代は、こうしたデジタル技術に精通しているため、
技術革新を取り入れた効率的な農業を実現する
ポテンシャルを持っています。若手農業者の育成は、
持続可能な農業の未来を切り開く鍵となります。
これからも、多様な教育プログラムや現場体験の機会
を提供し、若手が農業に興味を持ち、情熱を持って取
り組む環境を整えていくことが求められます。

技術革新とデジタル農業

当法人の役員は、代々林田町で農業に従事してきました。
耕作者の高齢化、若手の担い手不足など農業の問題は林田地域でも例外ではありません。
耕作放棄地・休耕地も徐々に増えていっています。

耕作放棄地の増加により、雑草や害虫の発生や災害時の危険性が高くなる
野生動物の行動圏になり農作物の被害など集落への影響が心配されます。
また耕作放棄地の耕作依頼も増えてきております。

​代々引き継がれてきた、地域を守るために個人の場合、耕作地の増加により作付け量の
増加に伴い人員の増強、資金繰りが難しくなるため、それらに対処出来るように法人化
いたしました。
以前より農業に従事していた為、地域の方、JA・行政等も安心感があり非常に協力的
な関係を築けています。

先ずは農業を中心とした一次産業で地盤を固めて、将来的には農業生産から加工・販売
まで手掛けながら、農業に関する複合的な施設もできればと考えています。
「若い人でも農業で生計を立てられる攻めの農業で経営拡大を目指す」
を掲げて取り組んでいます。